コンテンツ制作

サーバー環境を整備したら、コンテンツの配信準備です。

デザイン
まず自社のホームページから立ち上げます。ここでは制作が簡単で、頻繁なアップデートにも対応できるCMSの代表格として、Joomlaまたはwordpressのどちらかをお勧めします。理由は無料であることと何よりも世界中で使用されているその実績にあります。両者ともインストールは簡単ですが、サイトのオリジナリティを確保するためにカスタマイズが必要になります。

CMSのアプリケーションはホームページ・ブログとして公開する時にデフォルトのままでもシステム的には何の遜色もありません。ただ見た目にはあまりにも見劣りがしてしまいます。そのためにテーマを導入しますが、このテーマも数多く公開されています。無料で使えるものから数万円するものもあります。基本的には無料のテーマをダウンロードして、自社用にカスタマイズして行くのが普通です。

さらに自社用テーマを発展させるために、今度はイラスト・地図・写真・などパーツを準備する必要があります。そのためには自社をイメージさせるデザイン力が必要です。

次にパーツを作るために専用のソフトウェアが必要です。プロ用のデザインアプリケーションは非常に高価で20万円以上するようです。もし、目的がWeb公開だけで、紙ベースのパンフレットが必要でなければフリーソフトで充分代用が可能です。代表的なソフトに下記があります。

ドロー系ソフト inkscape

inkscapeのダウンロード
https://inkscape.org/ja/download/windows/
インクスケープの使い方・基礎講座
http://inkscapedesign.web.fc2.com/index.html

ペイント系ソフト GIMP

GIMP最新日本語版のダウンロード・インストール方法
http://synclogue-navi.com/gimp-install
GUGチュートリアル日本語版
http://www.geocities.jp/gimproject3/gug-tutorials/

写真撮影
ホームページを際立たせるためにもクオリティの高い写真が欲しいものです。一回性の写真でしたらプロにお願いするのも一案ですが、製品画像の差し替えが頻繁に必要でしたら、内制化が必要です。経費節減の意味もありますが、Web利用のための撮影機材が簡単に手に入るようになったので、この機会に撮影技術の習得も一案です。ここでは特にオウンドメディア推奨のため、動画撮影により特化したパナソニックのLUMIX DMC-GH4Hをお勧めします。

LUMIX DMC-GH4H 高倍率ズームレンズキット
http://panasonic.jp/dc/gh4/index.html
撮影機材格安販売 PHOTO TOOLS
http://www.photo-tools.com/

ページレイアウト
Webの他に紙ベースの会社案内・カタログ・リーフレットが必要でしたら下記のソフトが必要です。

Adobe InDesign CC 日本語版 実売価格約¥80,000円
http://www.adobe.com/jp/products/indesign/?promoid=3tv317_5911L
EDICOLOR 10 Windows対応版 実売価格約¥30,000円
http://ps.canon-its.jp/ec/

フリーソフトは海外で作られたものが数多くあります。そのため日本語特有の縦組みという概念がありません。もし縦組みの必要がなければフリーのソフトでも代用できそうです。