メーリングリスト

さらなる安心・安全を!!これからの緊急連絡網

メーリングリスト(ML)はその目的性において掲示板とよく比較されます。メーリングリストと掲示板の大きな違いは、掲示板が読者自身の意思で掲示板サイトを見に行くのに比べ、メーリングリストは園からの直接配信なので、見忘れが極めて少ないのが特徴です。連絡網のように元の情報を全員でリレーするものと違い、最初の情報を一度に同時配信するため、途中で内容が改ざん(勿論、故意ではない)されることがありません。極めて正確な伝達が可能となります。 緊急連絡を配信される側もなるべく自身のメール環境を考慮することが必要です。そのためにはこまめなメールチェックが必要です。あるいは携帯メールをメルマガの受信専用にすることも有効な手段となります。
メーリングリストは大きく分けて二つの使い方があります。内部の設定を変更するだけで本来の使い方に加え、一方通行の情報発信(メルマガ)としての利用ができます。

メーリングリスト 双方向の情報のやり取り-->目的は情報の共有化
メールマガジン(メルマガ) 一方通行の情報発信-->情報提供手段の簡素化

 主な使い方

受験生のサポート

受験生またはその父母からの学校への問い合わせフォームメールを分析し、そのニーズに合ったメーリングリストを作成します。受験情報から入学手続きまでをサポートするメーリングリストは、受験生にとって有用なツールになるでしょう。受験対策、学校行事、部活情報などを定期的に送信すれば、受験生のモチベーションを上げる効果が期待できそうです。

就職情報

学校の学生課が発信元のメーリングリストです。たとえば全国規模の就職活動をテーマにしたメーリングリストは数多くあります。面接など自身の体験を他人に話し、さらに他人の体験を自身の面接のヒントにさせてもらう、つまり各自の体験を全員で共有するものです。しかし、学内の就職課でメーリングリストを使う場合、限られた定員の中では互いに競争相手になってしまうものです。こうなると情報の共有化は機能しません。無理をしない自然の考え方が良いのかもしれません。この場合は一方通行のメルマガにした方が有効です。

ゼミ内の連絡

ゼミなどの身内の情報交換にはうってつけのツールです。内部の事務連絡、研究内容の共有化など、使い道はさまざまです。

PTA同士の連絡

近年個人情報保護の観点から一部の学校を除き、生徒・PTA名簿が姿を消しました。さらにクラスの連絡網までが個人情報保護に触れるという過剰意識のもとに消滅している現実があります。こんなときPTA同士のメーリングリストは大変便利に使われています。勤務体系を持つ母親が増え、電話の連絡網は夜とか時間も限られてしまうことが多い今、メーリングリストなら時間に関係なく送信ができ、さらに携帯を使えば瞬時に確認が可能になります。

部活・サークル活動の連絡

決まった事務連絡はもちろん、試合・練習の会場、試合結果速報など迅速な連絡が可能です。OBの他にも入学希望の受験生に対して、身近な情報提供をすることで受験者の増加にも期待ができそうです。

メーリングリストのメリット・デメリット

 

メリットデメリット
一通のメール送信で複数の人に同時配信出来るので手間が省ける 大規模メーリングリストはメールの山になり、
「処理する前に新着メール」という悪循環になりやすい
情報共有ができやすい ウイルスメール感染率が高い
特定の情報収集が容易 メールアドレス流出の危険